家庭教師のよさが再確認されている

ゆとり教育は生徒の学力を下げると批判されたものの、一旦ゆるんだ箍はなかなか元にもどりません。特に公立学校の先生はほとんど生徒の成績にはうるさく言わなくなりました。専ら成績を上げるのは塾や家庭教師の仕事という感じになり、学校の先生が塾などを勧めることも多いようです。しかし、塾は大抵週に1~3回。

習うことは習っても、自宅での復習ができなければ、すぐに忘れてしまいます。塾では割合真面目に勉強しているのに、その内容を覚えておくことができず、ほとんど成績が上がらないということも多くあるようです。かといって、毎日塾の授業を受けるとなると経済的にかなり高くついてしまいます。それで、最近改めて多くなっているのが家庭教師の需要です。

自宅での学習と同じ場所でやりますし、講師の方も家庭の環境も把握した上で自宅学習のアドバイスができるので、塾よりも自宅学習が習慣づくことが多いようです。また、保護者さんが簡単に授業の様子を知ることもできるので、講師のアドバイスを理解した上で子供に学習を促すこともでき、一貫したわかりやすい指導が可能になります。子供の方も、自分が何をすればよいのかわかりやすいため、迷いなく勉強に取り組むことができます。家庭では、講師が来るたびにわざわざ掃除しなければならないなどという煩わしさもあるようですが、そのようなデメリットも子供の学習習慣づけのためと思えば、子供とともに乗り切れるような気がします。

家庭教師のよさはもっと再確認されていいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です