子どもの年齢や性格にもよりますが、子どもが学習するにあたって親や教師(学校や家庭教師)の役目も非常に大切な存在となってきます。この三者の連携が上手く絡みあって初めて、子どもの力が付いていくのです。力とは学力だけではありません。生活力や何事にも諦めずにやり遂げる力などです。
たとえ地頭がある子どもでも、粘り強くやり遂げようという忍耐力がなければ、もともとの頭の良さがいかされません。1日の生活リズムが整っていないなら学習習慣もなかなか身に付きません。学習習慣が身に付いていなくて定期考査前に慌てて一夜漬けの勉強をしてもすぐ忘れてしまうことになります。家庭教師の役目として、毎週同じ曜日時間に来て共に学習することで子どもの学習習慣が身に付きます。
子どもがいつも学習している慣れた自宅で、リラックスして学習できることは学習環境として最適です。家庭教師なら他の学習場の先生に比べ、一人ひとりの課題を理解することも早くできるので、その子どもに合った個別のカリキュラムをより早く作成し実践していくことが可能になります。その後の最適な指導が効率的にできるのです。学力向上に早く結び付くことになります。
家庭教師と勉強しながら、学力(成績)をあげることは勿論大切ですが、共に学習し信頼関係を築きながら子ども自身が自ら意欲的に学習しようとする力も育てていけるのです。家庭教師をする人は子どもに学習することの意義だけでなく楽しさをも伝えたいと願っている人が多いものです。