子どもの学力向上や受験対策のために、塾へ行かせたり、家庭教師をつけたりするのは、よくあるケースですが、ここでは家庭教師のメリットとデメリットについて述べていきます。まず、家庭教師のメリットは、子どものペースに合わせて学習を進めていけることです。苦手な教科や分野に時間をかけてていねいに、わかるまで教えてもらうことができるので、弱点の克服に適しています。年代も近いので、気軽に質問することができ、コミュニケーションが図りやすいのも、学習の効率を上げるのに役立ちます。
さらに得意教科を伸ばしたり、興味づけをすることでモチベーションを上げたり、計画の進み具合をチェックしてもらったりすることができるのも、メリットと言えるでしょう。計画通り進んでいれば、ほめてもらえ、うまく進んでいなければ、励ましてもらい、軌道修正の相談に乗ってもらうこともできます。一方で、家庭教師にはデメリットもあります。1つは、他の子どもと進み具合を比べることができないので、下手をすると自己満足に陥ってしまうことです。
これを防ぐには、目標を定めて、模擬試験などの他流試合をさせる必要があります。結果を出すことができなければ、高い月謝を払う意味がありません。また、子どもとの相性がよくないならば、学習効果は上がりません。やさしいだけでも厳しいだけでもうまくいかないので、信頼関係を作るのは大変なことです。
子どもに合った家庭教師を見つけるのは容易なことではありません。ある程度の時期に見極めが必要です。デジタル採点のことならこちら